日経平均-46円と続落。
小安く寄り付いた後は前日終値を挟んだ動きとなり、やや売りに押されて前場の取引を終えた。
業種別では、パルプ・紙、空運業、倉庫・運輸が値上がり率上位。
一方で、鉄鋼、ゴム製品、ガラス・土石が値下がり率上位となっている。
売買代金上位は、東京電力、新日鉄科学、サントリーBF、アイフル、ケネディクスなど。

NYダウは反発したものの、朝方の東京市場は軟調。
日経平均は14000円を挟んで売り買い交錯となった。
東証1部の値上がり銘柄数は573、値下がり銘柄数は978となっており、売りが優勢。
規模別株価指数はすべて下落した。
第一生命、東急不動産、JR東日本が高く、電通、トヨタ、NTTドコモが安い。
地政学リスクを意識した売りや、1ドル100円を割り込み円高方向を示す円相場の動きを嫌気して、弱含みとなった。
内需株の一角が下げ渋ったことから指数はプラスに転じる場面もあったが、他の銘柄への波及はなく限定的だった。

日経平均は14000円を挟んで方向感を探る展開となっている。
後場も様子見姿勢が強まることが予想され、為替や中国市場の動向をにらみながらの動きとなろうとの事。