来週は軟調な展開となる可能性が高い。
業績発表がピークを越えてきたことで材料不足となる中、市場参加者が夏季休暇入りで減少しており、市場エネルギーの低下も加わって低調な相場が続く可能性が高い。
日経平均は日足ベースで上昇トレンドのサポートラインとみられる100日線(13700円)を割り込んでおり、仮に週足ベースでのサポートラインである26週線(13353円)も割り込んでくるようであれば、中期的な調整局面入りも避けられないだろう。

物色の方向性は大型株が手掛けにくいだけに、バイオ関連や3Dプリンター関連など材料性の強い中小型株に向かうとみている。
国内イベントでは、12日の4-6月期GDPと13日の6月機械受注、7/10-11開催の日銀金融政策決定会合議事要旨が注目される。