27日前場の東京市場は小反発。
安寄り後したものの、一巡後は徐々に下げ幅を縮小し、プラス圏まで戻して前場の取引を終えた。
業種別では、非鉄金属、電気・ガス業、ガラス・土石が値上がり率上位。
一方で、その他金融業、、石油・石炭製品、小売業が値下がり率上位となった。
売買代金上位は、東京電力ソニートヨタMUTOH-HDソフトバンクなど。
昨日同様に3D関連は軒並み上昇する銘柄多数。
後場からは利益確定の売りからの上げ幅縮小も考えられ利食いも一考。
他に【3765】ガンホーが直近の大幅下落から一転大幅上昇。
後場から更に値を上げてくる可能性もあり、押し目からの短期売買を狙ってみるのも面白いだろう。

米国株式市場の軟調な値動きを受けて、朝方の東京市場は動意薄。
日経平均は一時13500円近辺まで売られる場面があった。
東証1部の値上がり銘柄数は693、値下がり銘柄数は860となっており、売りが優勢。
規模別株価指数は大型が上昇し、中型、小型が下落した。
東京電力ソニーNTTドコモが高く、カカクコムトヨタヤマダ電が安い。
シリア情勢を懸念して、売り先行で始まった。
他方、1ドル97円台に入るかに見えたドル円相場の円高基調が和らいだことで、値ごろ買いや買い戻しが入り下げ渋った。
ただ、地政学リスクが意識されるなか、物色の対象は医薬品などディフェンシブ銘柄や、防衛関連株に集まり、短期筋が中心のもよう。
日経平均は節目の13500円を割り込むことなく、前日終値を回復した。後場も底堅さを保ち、プラス圏を維持できるか見極めたいところ。