16日前場の東京市場は小反落。
小安く寄り付いた後にプラスに転じたものの上値が重く、前日終値近辺でもみ合って前場の取引を終えた。
業種別では、空運業、石油・石炭製品、ゴム製品が値上がり率上位。
一方で、その他金融業、食料品、鉱業が値下がり率上位となった。
東証1部の売買代金上位は、ソフトバンクシャープJTマツダみずほなど。

NYダウの5日ぶりの反落を受けて、朝方の東京市場は動意が薄い。
日経平均は14500円を前に足踏みとなった。
東証1部の値上がり銘柄数は544、値下がり銘柄数は1080となっており、売りが優勢。
規模別株価指数はすべて下落した。
JXHD東京海上HDソフトバンクが高く、JTホンダファーストリテイリングが安い。
米財政問題の行方を見極めたいとの姿勢が強まり、買い手控えとなった。
指数がもみ合う中、スマホ向けゲーム大手の買収を発表したガンホーソフトバンクに買いが向かったが、指数への影響は限定的だった。
日経平均は14500円の回復を目前に失速し、上値の重たい展開となった。
後場も積極的な売買は手控えられる可能性があり、きのうの終値を挟んだ値動きが予想される。