30日の東京市場は日経平均、TOPIXともに反発。
米株市場でダウ平均やS&P500が史上最高値を更新したこと、米連邦公開市場委員会(FOMC)で現行の量的緩和政策が維持されるとの見方が広がったことでリスクテイクの姿勢が強まった。
朝方から買い先行となり、日経平均は14500円台を回復した。

個別では、増額修正と自己株取得枠の設定で【4204】積水化学工業が後場反転。
後場に上方修正発表【9115】明治海運は一時ストップ高の上昇を見せた。
本日新興市場暴落の引き金になった【3765】ガンホーは後場もS安張り付き明日以降更に大幅に値を下げるようなら追証発生から更に新興市場は大荒れの可能性も。
その動きはしっかりと監視しておきたい。

売買代金上位はトヨタソフトバンク三住建設NTTソニーなど。
業種別では、値下がりは鉄鋼、鉱業、空運、水産・農林の4業種のみ。
値上がりは海運、金属製品、証券、食料品、その他金融などが上位に並んだ。
東証1部の出来高は34億8076万株。
売買代金は2兆7213億円。
騰落銘柄数は値上がり1067銘柄、値下がり598銘柄、変わらず89銘柄。