23日の東京市場は反落。
朝方は主力株を中心に買い優勢で推移したが、1月HSBC中国PMIが半年ぶりに50を割りこんだことで中国景気に対する警戒感が強まり、前引けにかけてTOPIXが下落。
主力株の買いでプラス圏を維持していた日経平均も後場入り後は下げに転じ、先物に断続的な売りが出たことで取引終盤にかけて指数は下げ幅を拡大した。
個別ではセルロースナノファイバー関連として注目の集まる【4461】第一工業製薬が後場急伸ストップ高となったほか、【3639】ボルテージは業績予想の上方修正を引き続き好材料視で一時ストップ高の大幅高。
また、仕手株ではk氏本命噂の【2687】CVSが前日の続き堅調な展開だった。

売買代金上位はコロプラソフトバンクみずほ三菱UFJエイチームなど。
業種別では33業種すべて下落しており、特に金属製品、電気・ガス、通信、陸運、鉄鋼などの下げが目立つ。
東証1部の出来高は29億659万株。
売買代金は2兆6737億円。
騰落銘柄数は値上がり215銘柄、値下がり1504銘柄、変わらず59銘柄。
日経平均は16000円を前に売りに押される展開。
日経が大きく上がるには何かしらの材料が必要、現状それといったものが何もなく引き続き25日線を挟んだ揉み合いの展開が予想される。