30日の東京市場は大幅反落。
新興国リスクが再燃したほか、米株安などが重しとなって寄り付きから全面安の展開。
日経平均は節目の15000円を割り込み、500円超の下げ幅を記録した。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり40/値下がり1729。
個別では今期経常最高益予想を3.1倍増益に50%上乗せした【3668】コロプラが堅調なほか、新万能細胞の思惑からバイオ関連の一角、【7774】 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング【3386】コスモバイオ【2370】メディネット【7776】セルシードなどが高い。

業種別では33業種すべて下落しており、特に不動産、保険、その他金融などの下げが目立つ。
前日とは反対の流れとなっており、後場にかけても買い戻しは期待しにくい状況。
好業績銘柄や唯一の材料ともいえるバイオ関連に短期資金が集まっている。
目先、新興国リスクから下値を探る展開、後場も無難に様子見に徹しておいたほうが良さそう。