30日の東京市場は大幅反落。
新興国リスクの再燃から欧米株安となり、その流れを受けて売り優勢で推移した。
日経平均は心理的節目である15000円を割り込み、一時500円超の下げ幅を示現。
東証1部の値下がり銘柄数は1700と全面安の展開となった。
個別では理化学研究所が作り出すことに成功した新たな万能細胞STAP細胞に関心が集まりてバイオ関連物色。
【2395】新日本科学が大幅高となったほか、【7776】セルシードはストップ高。
【3386】コスモバイオ【2370】メディネットなども堅調な動きとなった。
また、【2489】アドウェイズはモバイル広告で世界最大級のアドネットワークを保有するインモビ社と全世界に及ぶ包括的業務提携が好感され大幅高。

売買代金上位はソフトバンク三井住友トヨタスク・エニ任天堂など。
業種別では鉄鋼をのぞく32業種が下落しており、特に不動産、保険、証券、その他金融、銀行などの下げが目立つ。
東証1部の出来高は30億4108万株。
売買代金は3兆222億円。
騰落銘柄数は値上がり78銘柄、値下がり1687銘柄、変わらず15銘柄。

日経平均は1万5000円台キープするが不安定な状況は変わらず。
外部環境次第では再度1万5000円割れから14800円、14500円と押してくる可能性も。
しばらくはデイで押し目狙い、短期値幅取りでコツコツと利益と取るのが一番確実との話。