26日の東京市場は反落。
米株安を嫌気して売り先行で始まったが、円相場の下落をきっかけに値がさ株や輸出関連株に押し目買い入り、下げ幅を縮小。
後場入り後はアジア株高も追い風となってプラス圏に浮上したが、戻り待ちの売りに押されて再び下落。
15000円の大台を割り込んだ。
個別では【3773】アドバンストメディアが社長のインタビュー記事を好感されストップ高。
【6752】パナソニックは米電気自動車メーカーの米テスラ・モーターズと共同で、米国に電気自動車向けの電池工場を建設する計画買われたほか、【3843】フリービットのCloud@SDを三菱電気が採用を好感。
【3782】ディー・ディー・エスはサムスンの指紋認証搭載ギャラクシー発表で思惑買い継続で4連騰となっている。

売買代金上位にはクルーズソフトバンクマイクロニクスパナソニック星光PMCなど。
業種別では、値上がりは海運、電気・ガス、その他製品、医薬品の4業種のみ。
値下がりは石油・石炭、小売、保険、証券、非鉄金属などが上位に並んだ。
東証1部の出来高は19億2102万株と今年初めての20億株割れで、売買代金は1兆7869億円。
騰落銘柄数は値上がり358銘柄、値下がり1319銘柄、変わらず99銘柄。

主力が手掛け難い状況で、引き続き中小型の材料株に短期資金の流れは変わらずといった感じ。
明日も材料株中心に短期トレード中心の値幅取り狙いが無難との事。
また、明日は今年に入ってから連敗中の木曜日だけに要警戒。