18日の東京市場は反発。
欧米によるロシアへの制裁措置の規模は限定的との見方から海外市場は上昇しており、前日まで下落続きの日本株も朝方から買い戻しが入った。
日経平均は14500円台を回復したが、米FOMCを前に様子見ムードから上値は伸び悩んだ。
個別では、メリルが格上げした【4324】電通、期末配当上積みの【5333】日本碍子などが買われたほか、【7271】安永がシリサイド系熱電変換材料・発電素子を材料にストップ高となっている。
注目銘柄では安永と同材料を持ってるとされる【6881】キョウデンに仕手筋介入の噂があるほか、材料の噂、仕手筋介入の噂されている【3390】ユニバーサルソリューションなどの動きは注視。

業種別では33業種すべて上昇しており、特にガラス・土石や医薬品、サービスなどの上げが目立つ。
東証1部の出来高は8億3352万株。
売買代金は7738億円。
騰落銘柄数は値上がり1602銘柄、値下がり132銘柄、変わらず59銘柄。
目先、米国ではFOMCと終了後のイエレン議長の会見が控えているほか、日本でも19、20日に黒田日銀総裁の講演などが予定されているだけに様子見ムードがより一層強くなる可能性があり上げ幅縮小の可能性も。