17日の東京市場で日経平均は反落。
米株高には反応薄で、大幅高の反動から寄り付きは利益確定売りで軟調に推移した。
下値を拾う動きですぐさま上昇に転じ、前場中頃過ぎまでは堅調な動きをみせたが、為替相場が若干円高に振れたことが重しとなり、指数は再びマイナス圏に転落した。
個別ではバークレイズが格上げした【4555】沢井製薬が堅調なほか、好業績報道から【3765】ガンホーが急伸、【9684】スクウェアエニックスがSCEの保有株売却で需給改善期待で大幅高に。
また公募・売り出しを中止と報じられた【8934】サンフロンティア不動産がストップ高買い気配となっている。

業種別では海運や電気・ガス、その他製品などが高く、金属製品や輸送用機器、銀行などが安い。
東証1部の出来高は9億8822万株。
売買代金は9035億円。
騰落銘柄数は値上がり879銘柄、値下がり747銘柄、変わらず173銘柄。
直近大幅上昇から目先調整入り、後場は中小型株の人気銘柄での値幅取り、出遅れ銘柄などの押し目狙いが無難。
週末、そして今晩の米株高一服もあり得るだけに様子見も一つの手。