28日の東京市場は5日続伸。
経済指標の改善から米国市場でS&P500が史上最高値を更新したことなどを好感し、朝方から買い先行で始まった。
ただ、上値では利益確定売りがみられ、指数は前日終値付近でのもみ合いが続いた。
後場にかけてはアジア株高に加え、先物に断続的な買いが入ったことで上げ幅を拡大。
日経平均は一時14700円台を回復する場面も。

売買代金上位はマイクロニクス日本通信三井不ソフトバンク野村HDなど。
業種別では、値上がりは水産・農林、建設、保険、金属製品、その他金融など。
値下がりは不動産、海運、石油・石炭、鉄鋼、パルプ・紙などが上位に並んだ。
東証1部の出来高は19億8317万株、売買代金は1兆7898億円。
騰落銘柄数は値上がり993銘柄、値下がり661銘柄、変わらず154銘柄。

日経平均は今年初の5日続伸もそろそろ高値警戒感もあり注意が必要。
明日も国内市場では目立ったイベントがなく、週末の雇用統計を前に本日と同様に材料株中心の小型株優勢の展開が予想されるとの話。