【4188】三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルホールディングスの小林喜光社長は4日、都内の本社で会見し、国内エチレン設備の生産最適化や世界で高シェアを握るMMAの海外増強、ヘルスケア新会社や大陽日酸の買収といった一連の施策を踏まえ、「今後成長のフェーズに入っていく」との見通しを示した。
スマートフォン向け粘着シートや自動車向けの炭素繊維など高収益型の商品を伸ばし、現状3%台半ばにある売上高営業利益率を最大10%、当面の目標として6〜7%に引き上げると強調した。