25日の東京市場は反発。
米株市場は高安まちまちで、イエレン米FRB議長の講演でも特に目立った内容がなく手掛かり材料の乏しい中、ドル・円相場が1ドル=104円台前半で推移したことが相場の下支えの要因になった。
個別では、がん細胞を検出する検査サービス事業を立ち上げると報じられたことが材料視された【4588】オンコリスバイオファーマ
高速イーサネットLANを車載向けに適用する新技術をルネサスエレクトロニクス共同開発すると報じられた【4770】図研エルミックなどがストップ高。
その他、信用規制解除から【7779】サイバーダイン、見直し買いの動きから【6871】日本マイクロニクスなどが堅調だった。

売買代金上位はKLabソディックミクシィトヨタソフトバンクなど。
業種別では、値上がりは精密機器、鉱業、建設、電気機器、化学など。
値下がりは電気・ガス、医薬品、保険、ゴム製品、陸運などが上位に並んだ。
東証1部の出来高は15億6383万株、同売買代金は1兆4103億円と低水準の状況が続いた。
騰落銘柄数は値上がり1162銘柄、値下がり499銘柄、変わらず157銘柄。
本日は円安進行から買い優勢となったが目先の材料は乏しいほか、ウクライナやイラク、中東の情勢などの地政学リスクも引き続き警戒。
出来高、売買代金が低調な間は腰を据えた買いは極力控えデイトレ、スイング程度の短期売買推奨。