26日の東京市場は反落。
米株高に対する反応は限定的で、円安基調の一服から売り優勢で始まった。
値がさ株の下落が重しとなって前場中頃から下げ幅を広げたが、後場にかけては一時下げ渋ったが、日経平均は5日線付近を意識しながら薄商いの中で引けにかけては安値もみ合いとなった。

売買代金上位はソフトバンク鉄建ミクシィトヨタソディックなど。
業種別では、値上がりは建設、ガラス・土石、医薬品、鉱業、パルプ・紙など。
値下がりは陸運、小売、その他金融、通信、不動産などが上位に並んだ。
東証1部の出来高は18億2362万株、売買代金は1兆5319億円。
騰落銘柄数は値上がり577銘柄、値下がり1102銘柄、変わらず139銘柄。

膠着状態が続いている日経平均。
来週には欧州中央銀行の定例理事会や米雇用統計など控えているほか、9月の内閣改造発表あり。
これらの重要イベント発表までは現状の様子見ムードの強い相場展開が継続する可能性は高いだろう。