24日の東京市場は小幅続落。
前日の米株安を嫌気から主力株中心に売りが先行したが底堅さは維持。
25日に9月末配当権利付き最終売買日を控え、権利取りを狙う買いなどが下支えしたほか、安倍首相ができるだけ早くGPIFのポートフォリオ見直しを行うとの発言が伝わったことも買い戻しの要因となった。
個別では、米スターバックスが完全子会社化を発表した【2712】スターバックスがTOB価格に鞘寄せする形で上昇。
【6916】アイオデータはは3Dプリンターの印刷材料を販売と伝わったことが材料視。
その他、内線スマホ関連で【3852】サイバーコム【6898】トミタ電機などがストップ高に。

売買代金上位はソフトバンクトヨタみずほミクシィソニーなど。
業種別では、値上がりは建設、金属製品、倉庫・運輸、陸運、繊維製品など。
値下がりはゴム製品、証券、保険、通信、海運などが上位に。
東証1部の出来高は21億6405万株、売買代金は2兆2230億円。
騰落銘柄数は値上がり741銘柄、値下がり936銘柄、変わらず154銘柄。
明日は配当権利取り、GPIF改革へ思惑からそろそろ売り一巡が期待されるが、26日の9月末配当落ちまでは一旦様子見が無難。
先高期待、配当落ち分を即日で埋めるような強い動きになるか注目との事。