【4549】栄研化学

栄研化学は、エボラ出血熱の臨床検査薬の開発に向けた検討を始めた。
自社技術を用いた遺伝子検査法を応用して、エボラウイルス遺伝子の有無を調べるための検査キットの開発可能性を探る。
エボラウイルスの臨床検査ではPCR法による検査法が普及しているが、大型装置のため感染拡大地域の医療機関では設置しにくいのが課題。
栄研化学はコンパクトに簡易検査を行える自社技術を用いて検査薬を開発し、アフリカなどにも供給したい考え。