26日の東京市場は反落。
米株安や原油安、ギリシャ総選挙などのリスク要因を受けて朝方は売り優勢。
一巡後は下げ渋る展開となった。後場入り後はしばらく揉み合いが継続したが、日銀によるETF買いの思惑、先物への断続的な買いを背景に日経平均は下げ幅を縮小する流れとなった。
個別では、ドローン技術の開発を行うラピュータ・ロボティクス社への出資を発表した【3681】ブイキューブが後場急伸ストップ高。
その他、「地銀の事務受託事業に参入」と、報じられた【8410】セブン銀行や欧州でドライアイ点眼剤が承認勧告を取得した【4536】参天製薬などが堅調に推移した。
一方、子会社で不適切な会計処理が判明した【6078】バリューHRは後場一段安に。

売買代金上位はトヨタソフトバンクOTSソニーマツダなど。
業種別では、値上がりはゴム製品、空運、パルプ・紙、倉庫・運輸、陸運など。
値下がりは不動産、鉱業、海運、その他金融、卸売などが上位に。
東証1部の出来高は18億4060万株にとどまり、同売買代金は1兆7967億円。
騰落銘柄数は値上がり964銘柄、値下がり748銘柄、変わらず151銘柄。
明日は改めてギリシャ総選挙の結果を受けた欧米市場の動き次第といったところ。
ギリシャの総選挙の結果は織り込み済み、アク抜け的な動きをみせてくるようだと1万8000円台を目指す展開も期待できるだろうとの話。