30日の東京市場は反発。
寄り付き前に発表された12月失業率、消費者物価指数、鉱工業生産はそれぞれ市場予想並みの数値で相場への影響は限定的。
米株高を受けて買い先行で始まったが、前場中頃過ぎからは利益確定売りに押されて次第に上げ幅を縮小した。
個別では、1Q大幅増益がを好感され【4751】サイバーエージェントがストップ高となったほか、「激突!ブレイク学園」が50万ダウンロードを突破から仕掛け的な動きに発展している【3785】エイティングが前日ストップ高からの大幅続伸。
その他、【8894】原弘産【4777】ガーラなどが反発となっている。

業種別では水産・農林や保険、パルプ・紙などが高く、その他金融や鉄鋼、不動産などが安い。
東証1部の出来高は12億3286万株、売買代金は1兆1929億円。
騰落銘柄数は値上がり1087銘柄、値下がり602銘柄、変わらず172銘柄。
週末要因もあって積極的には買いが入らない。
為替市場では対ドル、対ユーロともに若干円高に振れていることも様子見姿勢につながりやすい格好に。
物色は、決算を手掛かりにした個別物色や直近の人気銘柄への一角へ。
後場も短期的な値幅取り狙いの動きが強まりそうだとの話。