1日前場の日経平均株価は171円安と続落し、25日線を割り込んで終えた。
寄り付き前に発表された日銀短観や海外株安の影響は限定的だったが、円高や米株先物の下落幅が拡大し、先物主導で1万9000円を割り込む場面があった。
その後は買い戻しや押し目買いに下げ渋ったが戻りは限定的。

個別では、【6775】TBグループが31日に発表した「Oakが同社に向けた成長支援投資」が買い材料となりストップ高となったほか、【9479】インプレスホールディングス【5216】倉元製作所なども直近材料を引き続き材料視。
【3909】ショーケース・ティービー【6039】日本動物高度医療センター【3912】モバイルファクトリーなど直近IPOも買われる展開となっている。

業種別の値上がりは、パルプ・紙、保険、倉庫・運輸関連、海運のみ。
値下がりは医薬品や非鉄金属、金属製品、化学などが目立った。
東証1部の出来高は12億6481万株、売買代金は1兆4503億円。
騰落銘柄数は値上がり328銘柄、値下がり1435銘柄、変わらず113銘柄。