3日前場の東京市場、日経平均は81高と続伸。
米国株高を受けて堅調な展開が続いた。
一部の主力株には利益確定売りで下げるものが散見されたが、ソニーやDENAなど材料性のある銘柄には物色意欲は旺盛。
今晩の米3月雇用統計の発表や海外市場の休場などを理由に手控える向きも多く、中盤以降の値動きは限定的だった。

個別では、第1四半期の営業利益5割増で【2809】キューピー、みずほ証券が目標株価を引き上げた【7248】カルソニックカンセイなどが大幅高となった一方、前日買われたエイチームなどLINE関連の下落が目立つ展開に。

業種別の値上がりは、食料品、ゴム製品、その他製品、保険、ガラス・土石製品など。
一方、銀行や空運、精密機械、電気・ガスなどが軟調。
東証1部の出来高は8億8439万株、売買代金は1兆53億円。
騰落銘柄数は値上がり1001銘柄、値下がり721銘柄、変わらず154銘柄。

安寄り後に切り返し、底堅い動きだが、上値は追いづらい。
米3月雇用統計を控え、週末要因もあり。
後場は先高期待は依然高いもののこう着強い相場展開となりそうだとの話。