8日の東京市場、日経平均は149円高と続伸。
円安や欧州株高を受けスタートから買いが先行も、前場は年初来高値を前にやや上値の重い展開となった。
後場に入り日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持が発表されたが売り圧力は限定的、今週末のSQに絡んだ思惑的な先物買いなどから上げ幅を拡大させ一時1万9800円台を回復。
その後は若干上げ渋るも2000年4月以来、15年ぶりの高値水準で取引を終えた。

個別では、【2193】クックパッドとの資本・業務提携発表が買い材料視された【3658】イーブックがストップ高となったほか、値動きの軽さ、特定資金などの思惑から【8462】フューチャーベンチャーキャピタル【2721】ジェイホールディングスなどが連日のストップ高。
その他、【8101】GSIクレオス【6255】エヌ・ピー・シー【3653】モルフォ【7816】スノーピーク【4777】ガーラなどの上昇も目立ったいた。

業種別では、鉱業、電気・ガス業、小売業が上昇率上位だった。
一方、下落したのは保険業、パルプ・紙、ゴム製品、輸送用機器の4業種のみだった。
東証1部の出来高は22億9108万株、売買代金は2兆6048億円。
騰落銘柄数は値上がり1314銘柄、値下がり440銘柄、変わらず124銘柄。