大引けの日経平均株価は前日比3円22銭高の1万9908円68銭と小幅反発。
東証1部の売買高概算は17億3332万株、売買代金概算は2兆111億2000万円。
値上がり銘柄数は1279、対して値下がり銘柄数は475、変わらずは126銘柄だった。
全体の7割近くが上昇する買い気の強い地合いだったが、売買代金は盛り上がりを欠き、2兆円割れ寸前まで減少した。

きょうの東京市場は、前日の米国株市場が反落したことを受け引き続き利益確定売りが先行して始まった。
為替が円高傾向に振れたことも主力株の買いを手控えさせた。
日米の主要企業の決算発表を控え、これを見極めたいとの思惑が上値を重くしている。
しかし、中小型株については好業績期待を背景に物色意欲は旺盛で下値も堅い。
大引け間際に買いが入り、結局日経平均は小幅高で着地。
前日2円安に対する3円高で3日間続けて1万9900円トビ台での着地となった。

 
個別では、売買代金突出の【9984】ソフトバンクが続伸、【6758】ソニーも堅調。
【6489】前沢工が急伸、【3276】日本管理も値を飛ばした。
【3385】薬王堂が急伸、【8050】セイコーHDも物色人気となった。
【6753】シャープ【2353】日駐も上昇した。
半面、【6954】ファナックが売られ、【7974】任天堂も値を下げた。
【4661】OLCも軟調。
【2450】一休【6432】竹内製作が大幅下落、【2461】ファンコミ【4745】東京個別も安い。